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シングルモルトの原点。スコッチの扉を「グレンリベット」で開こう!

akatsuki
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ウイスキーを飲み始めた方や初心者の方に共通する悩み。「どのウイスキーから飲んだらいいかわからない」。私もウイスキーを飲み始めた時、そんな問題に直面しました。スコッチウイスキーともなると、銘柄が山のようありますし、値段もそれぞれ。ブレンデッドウイスキーのようにお手頃な値段のウイスキーであれば気軽に試すことができますが、「シングルモルトを買うとなると迷うのは当たり前。そんな問題に直面されている方に、最初に試すのにおすすめの銘柄、「グレンリベット12年をご紹介します。

 

目次リスト

原点と言われる「グレンリベット」蒸留所とは?

 

スコッチウイスキーを語る上で、欠かすことのできない蒸留所は沢山あります。その中でもスコッチの歴史のおいて、外すことのできない蒸留所が「グレンリベット蒸留所」と言えるでしょう😌☝🏻

創業は1824年。(日本はまだ江戸時代ですね😅)

以来、そのウイスキーはスコットランドはもちろん、世界中の需要に答える世界最大のシングルモルト蒸留所の一つとなっていきました。

2015年には、グレンフィディックを抜いて世界中で一番売れているシングルモルトになっています。

では「グレンリベット蒸留所」はなぜ、「原点」と言われるようになったのか?

少しだけその歴史を解説していきましょう😌

 

「密造」が普通だったスコッチウイスキーの時代

1700年代、スコットランド🏴󠁧󠁢󠁳󠁣󠁴󠁿はイングランド🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿に統合され、当時スコットランドで製造されるウイスキーには法律により「重税」が課せられることになります。

そうなるとスコットランドの人々は、政府の目を避けるようにウイスキーの「密造」始めたのです。密造の多くが、ハイランド地方の山奥で行われました。

その中でも「スペイサイド」地区には200を超える密造業者が溢れていました。

豊富で綺麗な湧水があったのも理由だったようです。

密造と言うとネガティブに聞こえるかもしれませんが、この密造時代がウイスキーに「神秘的な製法」をもたらしたのです☺️☝🏻

政府の目を盗むため「」に詰め隠されていたウイスキー。無色透明だったはずのウイスキーが「美しい琥珀色」に変化し、「芳醇でまろやかな味わい」に変化を遂げたのです。

現代の樽熟成の工程は密造の歴史から始まっているんですね😅

そう考えると感慨深いです😌❤️

腕利きの密造者「ジョージ・スミス」

グレンリベット創業者グレンリベット創業者 ジョージ・スミス

 

密造時代、スコットランド国内で有名になった腕利きのウイスキー職人がいました。

彼の名は「ジョージ・スミス

彼の造るウイスキーの噂は、当時のイギリス国王🇬🇧にまで伝わり、「密造酒とわかっていても飲みたいと国王自らが愛飲していたほど評判を呼んでいました。

このようなエピソードのおかげかは不明ですが、1823年に酒税法が改正され、税率が引き下げられたのです。

そしてこの「ジョージ・スミス」という人物こそが、「グレンリベット蒸留所」の創業者なのです❗️🤗

グレンリベットに記される「the」の意味とは?

グレンリベット

1824年。スコットランド政府に初めて公認された蒸留所として誕生したのが「グレンリベット蒸留所」です。

このことから、全ての「シングルモルトの原点」と呼ばれるようになったわけですね☺️

グレンリベット蒸留所の公認を皮切りに、スコットランド🏴󠁧󠁢󠁳󠁣󠁴󠁿には数々の蒸留所が誕生します。

しかし、グレンリベット蒸留所のウイスキーの評判は落ちることを知りません。そうすると他の蒸留所はどうしたのか?

自分たちの蒸留所名の後ろに「グレンリベット」の文字を勝手に入れてウイスキーを売り始めたのです😅現代では完全にアウトなやり方ですね🙅‍♂️

グレンリベットの名前を使用した蒸留所は20を超え、「マッカラン」、「グレンファークラス」、「グレングラント」、「グレンエルギン」、「ミルトンダフ」など。現代でも有名な蒸留所がこぞってグレンリベットの名前を使用していたそうです😅☝🏻

そこでジョージ・スミスは裁判を起こします。

その裁判には長い年月がかかり、1884年。ジョージ・スミスの息子の時代にようやく判決が下ります。

グレンリベット蒸留所が造るウイスキーだけに「the」をつけることを許されたのです。

今のボトルラベルにも「the」の文字が入っているのはそんな歴史があったからなんですね☺️

akatsuki
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一つの蒸留所にもこれほどまでに興味深いエピソードがあるんですね。こういった歴史を調べて行くことで、ウイスキーに感じるイメージも変わっていく気がします。

スコッチのスタンダード。グレンリベット12年を飲んでみよう

グレンリベット12年グレンリベット12年

 

グレンリベットのスタンダードボトル。

グレンリベット12年

スコッチウイスキー🏴󠁧󠁢󠁳󠁣󠁴󠁿

アルコール度数 40%

価格 3500円程

 

グレンリベット蒸留所が贈る、伝統的なシリーズ🥃

アメリカンオークのバーボン樽を使用した、癖の無いフルーティなウイスキー。

歴史背景からも、味わいからも、個人的にも。ウイスキー初心者の方におすすめできるシングルモルト」です。

どんな飲み方でも飲める、万能なウイスキー。

今回はおすすめの飲み方をご紹介しながら、グレンリベットの魅力をお伝えしていきます。

 

ストレートで楽しむ「グレンリベット12年」

グレンリベット ストレートストレート

 

初心者の方でも、まず試していただきたいのが「ストレート

アルコール感がキツい場合は少しずつを足してみるのもありですよ☺️

まずはグラスをそっと鼻に近づけてみましょう🥃

その香りはまさに「青リンゴ🍏」のようなフルーティさです。

更に時間が経つと、麦の甘い香りも。

そして、ひとたび口に入れるとフルーティな味わいの奥に垣間見える「蜜」のような甘さや、洋菓子のようなふっくらした甘味を感じることができます。

甘さが通り抜けていった後に、樽のウッディな香りとソフトな渋みが心地よく残ります。

それぞれのバランスが調和され、とても素晴らしいウイスキーだと感じることができます🤗

最初は無理をせず、少しずつ慣れていくことをおすすめします。

洋菓子、中でも「フィナンシェ」や「マドレーヌ」のような焼き菓子とゆっくり味わえば、最高の時間が貴方を包むことでしょう。

初心者の方におすすめ!フルーティハイボール!

ハイボールハイボール

 

以前の「おすすめのフルーティハイボール」の記事でもご紹介しましたが、「グレンリベット12年」で作るハイボールもまた絶品です☺️☝🏻

炭酸で割ることで「青リンゴ🍏」のフレーバーが更に際立ち、とても爽やかに飲めるハイボールが楽しめます🤗

今までシングルモルト」のハイボールを飲んだことの無い方は、かなり衝撃を受ける美味しさかと思いますので是非お試し頂きたいですね!

とても華やかなハイボールですので、イタリアン🇮🇹など「トマト」や「チーズ」を使った料理に好相性です。「カプレーゼ🍅&🧀」や「マルゲリータピザ🍕」のようなお料理に合わせていただくのもおすすめです☺️☝🏻

お好みによって「ロック」や「水割り」にしても美味しく飲んでいただけます。とにかく万能で飲みやすいスタンダードウイスキーですね🥃


akatsuki
akatsuki
いかがだったでしょうか?スコッチウイスキー🏴󠁧󠁢󠁳󠁣󠁴󠁿の扉🚪が少し開いていただけたら、とても嬉しいです。歴史エピソードを知ると、更に親近感が湧いて楽しめるウイスキーの世界をこれからも伝えていきます。

 

フルーティなハイボールのおすすめはこちら😉👇

ウイスキー初心者も違いがわかる?フルーティなハイボールを飲もう!

 

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