2022年4月。日本のクラフトウイスキー蒸留所のパイオニア「秩父蒸留所」へ見学に行っていきました。ウイスキー好きの人なら一度は行ってみたいですよね?私自身、初めての蒸留所見学。「ウイスキーの魅力」を実際に肌で感じてきた感想や、蒸留所見学の楽しみ方を皆さんと共有できたら嬉しいです。
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![デュワーズジャパニーズスムース ミズナラ](https://akatsuki-lifestyle.com/wp-content/uploads/2023/04/P1023288-1-300x300.jpeg)
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目次リスト
初めての蒸留所見学「秩父蒸留所」へ行ってきました
![イチローズモルト 秩父蒸留所](https://akatsuki-lifestyle.com/wp-content/uploads/2022/05/DSC01223-300x169.jpeg)
ウイスキーの魅力にハマって3年。
世の中的にも、外出しづらい状況が続いていました。
いつか蒸留所を見学したいと思っていたところ、インスタグラムで仲良くさせていただいているフォロワーさんからのお誘いで「秩父蒸留所」に行く機会をいただきました。
「秩父蒸留所」といえば、今や世界的にも大人気のウイスキー、イチローズモルトを造っている「日本のクラフトウイスキーのパイオニア」ですね。
![イチローズモルト ウイスキー](https://akatsuki-lifestyle.com/wp-content/uploads/2022/05/DSC01261-169x300.jpeg)
残念ながら一般での蒸留所見学は行っておらず、酒屋さんやBARの繋がりの限られた見学ツアーのみでしか入れない蒸留所です。
今回のお声かけが無ければ私も見学できなかったので、本当に嬉しかったです。
実際にウイスキーが製造される現場を肌で感じると「よりウイスキーが好きに」なれます。
秩父に限らず、お近くの蒸留所に行ける方の参考になれば嬉しいです☺️
目の前で造られるウイスキーに感動!「五感」で感じる蒸留所見学の魅力
![ウイスキー マッシュタン](https://akatsuki-lifestyle.com/wp-content/uploads/2022/05/DSC01205-300x169.jpeg)
私たちが普段飲むウイスキー。
完成されたボトルでしか、ウイスキーを感じることはできません。
もちろん、ウイスキー好きの方であれば「製造工程」なども調べたり、勉強したりされると思います。
理屈で理解するだけであれば現地で見学する必要はないかもしれません。
私が感じた「蒸留所見学」の最大の魅力。
それは「五感」を使ってウイスキーを感じられること。
- 温度
- 湿度
- 香り
- 蒸留所の風土
- 作る人の情熱
蒸留所には、それぞれのこだわりや独自の製法、特徴的な気候など、全ての要素が絡み合って「オリジナルのウイスキー」が生み出されます。
自分が大好きなウイスキーであればあるほど。
実際に現地で感じてみてほしいですね😊
秩父蒸留所のウイスキー造りへのこだわりと設備
![蒸留所 タンク](https://akatsuki-lifestyle.com/wp-content/uploads/2022/06/DSC01171-300x169.jpeg)
いざ蒸留所に足を踏み入れると、
かなりの熱気と湿度を感じました!😳
蒸留棟の規模としては「クラフト蒸留所」ということもあり、そこまで大きく感じません。
一日で造られるウイスキーはちょうど「1樽分」の約200リッター。
大量生産を目的とせず、常にベストな品質を保ちながら「イチローズモルト」は造られていきます。
ミズナラの発酵槽を使用
![秩父蒸留所 発酵槽](https://akatsuki-lifestyle.com/wp-content/uploads/2022/06/DSC01174-300x169.jpeg)
大麦麦芽から作られた「麦汁」はアルコールを取り出すために「発酵槽」に入れられ、約4日間ゆっくりと発酵されます。
この発酵槽は世界で唯一の「ミズナラ製の発酵槽」。
通常はステンレス製がほとんどですが、木製を使用することで「乳酸菌」による乳酸発酵が進み、独特な風味や旨味、より華やかで複雑な味わいが生まれるとのことでした😊
![木製の発酵槽による乳酸発酵](https://akatsuki-lifestyle.com/wp-content/uploads/2022/06/DSC01178-300x169.jpeg)
蒸留所見学では「今まさに発酵中」の麦汁の香りも嗅がせていただき、とても貴重な経験ができました😊
目の前で見るポッドスチルに感動!
![蒸留器 ポッドスチル](https://akatsuki-lifestyle.com/wp-content/uploads/2022/06/DSC01181-300x169.jpeg)
モルトウイスキーの象徴とも言われるのが
「ポッドスチル」
ピカピカに輝く銅製のポッドスチルを目の前にすると、その迫力に驚きます!!
![蒸留器 ポッドスチル](https://akatsuki-lifestyle.com/wp-content/uploads/2022/06/DSC01180-300x169.jpeg)
それでも秩父蒸留所で使用されているサイズは「2000Lサイズ」とのことで、かなり小さめです。スコッチウイスキーの「エドラダワー蒸留所」と同じくらいのサイズで、クラフト蒸留所ならではですね。
蒸留中はかなりの熱気が感じられるそうです。
ウイスキーが眠る熟成庫へ
![熟成庫 ウイスキー樽](https://akatsuki-lifestyle.com/wp-content/uploads/2022/06/DSC01196-300x169.jpeg)
熟成庫に案内され、中に入ります。
伺ったのが4月ということもあり涼しく感じました。
うっすらとウイスキーの香りに包まれる空間には、12,000〜13,000樽が熟成の眠りについています。
![熟成庫 ウイスキー樽 バーボン樽](https://akatsuki-lifestyle.com/wp-content/uploads/2022/06/DSC01197-300x169.jpeg)
秩父蒸留所の樽の半分はバーボン樽。
樽の鏡板には「ヘブンヒル蒸留所」の文字が😳
熟成庫も実際に肌で感じるとよりウイスキーが好きになります。
クラブハウスでの試飲と説明会を体験
![秩父蒸留所 クラブハウス](https://akatsuki-lifestyle.com/wp-content/uploads/2022/06/DSC01234-300x169.jpeg)
蒸留所見学が終わると、クラブハウス内での「試飲会」と「説明会」に参加。
![イチローズモルト 秩父ピーテッド](https://akatsuki-lifestyle.com/wp-content/uploads/2022/06/DSC01225-300x169.jpeg)
普通では買えない貴重な「イチローズモルト」を飲ませてもらいました。
特に感動したのが「ピーテッド2022」
秩父の特徴である「麦の甘さ」「フルーティさ」の中に感じるスモーキーな味わいは本当に秀逸の一言です😌
![イチローズモルト シェリーホグスヘッド](https://akatsuki-lifestyle.com/wp-content/uploads/2022/06/DSC01226-300x169.jpeg)
こちらはシェリーホグスヘッドのシングルカスク。
もう言葉にできません😅
普段なかなか買えないイチローズモルトの貴重なボトルを、楽しくお話を聞きながら堪能させていただきました。
さらに秩父蒸留所のファンになれた一日でした☺️
秩父蒸留所は前述した通り一般見学は行ってませんが、日本にはクラフト蒸留所がどんどんできています。
ぜひお近くに蒸留所がある方は、ウイスキー造りを肌で感じてみてください!
あなたのウイスキーライフがさらに楽しくなりますよ!🤗
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