人気スコッチブランド「グレングラント」から2021年5月に発売された「グレングラント・アルボラリス」。今では「気軽に買えるシングルモルト」として注目を浴びています!定番ラインナップの10年との比較も含めて詳しくレビューをしていきます。気になっている方や、まだ飲んだことのない方の参考になれば嬉しいです。
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目次リスト
創立180周年!記念すべき年に発表された「アルボラリス」
グレングラント蒸留所は昨年2020年に創立から180年を迎えました。そんな節目の年に発表されたのが「アルボラリス」というウイスキー🥃
その言葉の意味はラテン語で「木漏れ日」
とても素敵なネーミングですね。
グレングラント蒸留所の創業者「ジェームズ・グラント」と「ジョン・グラント」兄弟は、蒸留所の横にビクトリアンガーデンと言われる庭園を造り、現代でも訪れる人を楽しませています。この庭園の木々たちを通して降り注ぐ太陽の光から「アルボラリス」という名前がつけられました。
グレングラントが好きな人には、
この背景だけを聞いても飲みたくなってしまいますね✨
まるで高級ブランドを思わせる洗練されたパッケージデザイン
「アルボラリス」を見て最初に思うのは
その洗練されたパッケージ。
外箱から見てもとても美しい。
「アルボラリス」というネーミングから連想される明るいオレンジ色。
角の淵にはお馴染みのライトグリーンのラインが入り、コントラストが絶妙。
また、新しく採用されている「幾何学模様」
前述したビクトリアガーデンにヒントを得たもので、ウイスキーを生み出す自然への敬意と称賛を表しているとのこと。
現行のシャープな切り口の中にオレンジが主張するボトルデザイン
ボトルデザインですが、ラベルにもしっかりと「幾何学模様」が描かれていて、統一感のある秀逸なパッケージングです。
10年や12年などの現行ラインナップと同じく、シャープな切り口が特徴的なボトルですが、やはりオレンジの存在感が目を引きます!
好みはありますが、見た目のインパクトも個人的には好きです。
あとはキャップもコルクですね☺️☝🏻
ノンエイジのこの価格帯で「コルクキャップ」なのは嬉しい😌
「アルボラリス」で使用されている熟成樽の構成は?
グレングラントといえば「バーボン樽」で熟成された原酒が奏でる、爽やかでフルーティな香り、そして蜂蜜やバニラのような飽きのこない甘さが特徴的です。
詳しい比率は不明ですが「アルボラリス」には、「バーボン樽」と「シェリー樽」の原酒がバッティング(モルト原酒同士をブレンドすること)されているとのこと。
おそらく、この「シェリー樽」の役割が非常に重要になってきます。
レギュラーラインナップの「10年」も多少は「シェリー樽」がブレンドされているようですが、この「アルボラリス」。果たしてどうなんでしょうか?
「アルボラリス」をテイスティング!「10年」との個性の違いは?
それでは、「アルボラリス」を飲んでいきたいと思います。
グレングラントアルボラリス | シングルモルトウイスキー・ノンエイジ |
---|---|
スコッチウイスキー🏴 | スコットランド・スペイサイド |
アルコール度数 | 40% |
参考価格 | 約2600円 |
アルボラリスはシングルモルトとしてはとてもリーズナブル!
定番の「10年」も大好きですが、
「アルボラリス」と「10年」はどう違うのか、
比較も含めてレビューしたいと思います。
ストレートでテイスティング
色味は綺麗な黄金色です✨「木漏れ日」というイメージの通り。
まずは香りから
「10年」で感じる青リンゴ🍏のようなフレッシュな香りよりは、「オレンジ🍊」や「レモン🍋」の柑橘っぽい香りに、「樽のビターさ」を少し感じます。多少「レーズン系」の香りも。甘さもありますが、蜂蜜よりは「ドライフルーツがのった焼き菓子」みたいな大人な甘さ。
正直、「10年」とは少し違う複雑さのある香りですね。
そして味わい
口に含んでしばらくは、あまり主張してきません。「ん?」と思い飲み込んでみると少し驚きました、、、。少し複雑でまったりとした甘さがゆっくりと広がっていきます。
「10年」ではシンプルにフルーティでスッキリした甘さがすぐに広がる感覚なんですが、「アルボラリス」は「熟したフルーツ」や「レーズン」のような深い甘さに、「樽のビターさ」や「タンニン感」、「スパイシーな余韻」があり、ボディはライトですが面白い構成に感じます。
想像以上に複雑でストレートでも十分に楽しめる味わいです。
10年とは違う甘さを感じます。
冷やして「ハイボール」でテイスティング
個人的にとても気になる「ハイボール」でのテイスティング。私は「10年」のハイボールが大好きなので、どう違うかが楽しみです!
ひとくち、ハイボールを飲んだ瞬間にわかりました😅
やはり冷やすと明らかに主張してきたのが「シェリー樽」の感じ。
「レーズン感」と「樽の渋み」が強調されています。その後しっかりと「ビターで大人な甘さ」がやってくるのでとても美味しいですが、「10年」のハイボールとは「個性」が全然違います。
これは完全に「好み」なので良いか悪いかではないですが、「10年」のハイボールを想像して飲むと印象の違いがよくわかります。
ハイボールで例えるなら「グレンファークラス」のような飲みやすい「シェリー系」のイメージを感じました。
ロックも試してみたのですが、冷やすとシェリー樽の個性がかなり出てきます。甘さが抑えられ、樽の渋みも強調される印象ですね。
「シェリー系」のウイスキーが好きな方にはロックもありかなと思いました。
個人的には「ストレート」が一番好みですね🤗
個人的な「アルボラリス」の感想・まとめ
注目していた「アルボラリス」
ノンエイジで低価格帯な「シングルモルト」。
飲んでみての感想ですが、、、。
「普通に美味しい」
「コスパは最強クラス」
まずは価格。
「アルボラリス」は2500円ぐらい出せばで買えてしまう。
シングルモルトといえば、普通は3500円ぐらいからがスタートになる金額。
「ウイスキー初心者」には少しハードルが高い金額ですよね?💦
チャレンジしやすい価格はとても嬉しいです☺️
味わいも面白い。
ノンエイジではありますが、味わいも複雑で余韻もある程度感じることができます。
私の最初の「アルボラリス」のイメージは、以前にあった「グレングラント・メジャーリザーブ」のような「10年」をもっとライトにして飲みやすくしたウイスキーなのかと思っていました。
いい意味で見事に裏切られました😅
グレングラントの「バーボン樽」主体のサッパリとしたフルーティさを求める人には、「あれ?」となるかもしれません。
しかしグレングラントが新たな試みでこの「アルボラリス」をリリースした意気込みを感じられる1本だと私は感じました😌👍
これから、
「シェリー系ウイスキーも飲んでみたい!」
そんな人には「アルボラリス」からトライしてもいいですね。
シングルモルトの中では「コスパ最強」と言えるウイスキーでした。
ウイスキーをこれから飲んでいきたい人。
「最初のシングルモルト」にいかがでしょうか?
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