2021年11月29日。サントリースピリッツは、「響」「山崎」「白州」を含む8銘柄、31品目の値上げを発表しました。2022年4月1日出荷分から実施され、値上げ幅は「5〜28%」。ウイスキー需要の増大による、生産設備の増強が狙いとされているとのこと。私たち一般のウイスキーファンが思うこと、ジャパニーズウイスキーとの向き合い方など。個人的な意見ですが、まとめてみたいと思います。
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目次リスト
[サントリー]2022年4月から値上げされるウイスキー銘柄一覧まとめ
今回発表された、
「サントリーウイスキー」の値上げ。
実施されるのは、
「2022年の4月から」
値上げ銘柄には、「ジャパニーズウイスキー」以外にも、サントリーが所有に関わる「スコッチウイスキー」「アイリッシュウイスキー」も含まれます。
まずはそれぞれの値上げ幅をまとめます。
[サントリー] ジャパニーズウイスキー値上がり銘柄一覧
対象となるジャパニーズウイスキーは、
「響」
「山崎」
「白州」
「知多」
いずれも日本を代表するサントリーブランド。
まずは、どの程度の値上がりなのかを理解する必要があります。
銘柄 | 容量 | 希望小売価格(税抜) 旧価格→ 新価格 | 値上率 |
響30年 | 700ml | 125,000円→160,000円 | 28% |
響21年 | 700ml | 25,000円→32,000円 | 28% |
響BC | 700ml | 10,000円→12,000円 | 20% |
響JH | 700ml | 5,000円→ 5,500円 | 10% |
山崎25年 | 700ml | 125,000円→160,000円 | 28% |
山崎18年 | 700ml | 25,000円→32,000円 | 28% |
山崎12年 | 700ml | 8,500円→ 10,000円 | 18% |
山崎12年ミニ | 50ml | 730円→ 880円 | 21% |
山崎NA | 700ml | 4,200円→ 4,500円 | 7% |
山崎NAミニ | 180ml | 1,140円→ 1,250円 | 10% |
白州25年 | 700ml | 125,000円→160,000円 | 28% |
白州18年 | 700ml | 25,000円→32,000円 | 28% |
白州12年 | 700ml | 8,500円→ 10,000円 | 18% |
白州NA | 700ml | 4,200円→ 4,500円 | 7% |
白州NA | 180ml | 1,140円→ 1,250円 | 10% |
知多 | 700ml | 3,800円→ 4,000円 | 5% |
知多 | 350ml | 1,900円→ 2,000円 | 5% |
知多 | 180ml | 1,030円→ 1,130円 | 10% |
ジャパニーズウイスキーの対象は、
4銘柄・18商品です。
値上げ率で見ると「5〜28%」
かなり思い切った値上げです💦
ただ実際に、
私たち一般の人が購入に支障が出るかというと、、、。
難しいところですね😞
ただでさえ、
ノンエイジボトルすらも見つけづらいですから😅
後ほど、考察でお話します✨
[サントリー] 輸入ウイスキー値上がり銘柄一覧
こちらは輸入ウイスキーの値上がり対象です。
「マッカラン」
「グレンフィディック」
「バルヴェニー」
「タラモアデュー」
人気のスコッチウイスキーも一部値上がりするんですね😳
銘柄 | 容量 | 希望小売価格(税抜) 旧価格→新価格 | 値上率 |
マッカラン30年 シェリーオーク | 700ml | 225,000円 →288,000円 | 28% |
マッカラン25年 シェリーオーク | 700ml | 150,000円 →160,000円 | 7% |
マッカラン18年 シェリーオーク | 700ml | 30,000円 →32,000円 | 7% |
マッカラン12年 シェリーオーク | 700ml | 8,000円 → 9,000円 | 13% |
マッカラン レアカスク | 700ml | 27,000円→ 32,000円 | 19% |
グレンフィディック21年 | 700ml | 30,000円→ 33,000円 | 17% |
グレンフィディック18年 | 700ml | 12,000円→ 14,000円 | 21% |
グレンフィディック15年 | 700ml | 7,000円→ 8,500円 | 15% |
グレンフィディック12年 | 700ml | 4,000円→ 4,600円 | 16% |
バルヴェニー14年カリビアンカスク | 700ml | 10,000円→ 11,000円 | 10% |
バルヴェニー12年ダブルウッド | 700ml | 6,100円→ 6,700円 | 10% |
タラモアデュー | 700ml | 2,200円→ 2,300円 | 5% |
輸入ウイスキーで見ると、
やはり「マッカラン」の値上がりが注目されますが、
「グレンフィディック」
「バルヴェニー」も
かなりの値上げ幅ですね💦
輸入ウイスキーに関しては、
「正規品」と「並行輸入品」がありますので、これから酒屋さんでどのように販売されていくのかが気になります🤔
「値上げ」から考える「ジャパニーズウイスキー」との向き合い方とは?
ここからは、
今回の「値上げ発表」から考える、
「輸入ウイスキー」について、
今現在の「ジャパニーズウイスキー」との向き合い方について、
それぞれまとめていきます。
完全に個人的な意見ですので、
「そんな考え方もあるな」という程度で
読んでいただけると助かります😅☝🏻
輸入ウイスキーについての考察
今回の輸入ウイスキーの「値上げ理由」については、
「FOB価格」の上昇が続いているためとのこと。
船便でのコストが原因ということですね💦
今回の発表での注目は、
やはり「マッカラン」でしょうか?
昔からの根強いマッカランファンには耳の痛い話かもしれませんが😔
しかし、「30年」や「25年」などは、
ジャパニーズウイスキーと同じく、
店頭では見かけることもほぼありませんし、
偶然に出会ったとしても、プレ値がほとんどです😞
私たち、一般のウイスキーファンが購入するという観点から考えると、身近に影響が出るとすれば「シェリーオーク12年」くらいでしょうか?
それでも、「12年」が大好きな人にとっては残念ですね。
もう一つ重要なこと、
BARなどで飲む価格も上がってしまう可能性があります。
「BARなら一杯飲もうかな?」
「行きつけのお店でボトルキープしたい」
そんな方にも影響が出てくる可能性がありますね😅
本当に「FOB価格」の影響なのであれば、
今後さらに「ボウモア」や「ラフロイグ」といった、人気スコッチの値上がりが続くのかも注目しておいた方が良さそうですね😌☝🏻
「ジャパニーズウイスキー」とどう向き合っていくべきなのか?
これは自分に言い聞かせる部分もありますが😅
今回の「響」「山崎」「白州」「知多」の値上がりについてですが、
個人でボトルを購入することだけなら、
あまり「ネガティブにとらえなくてもいい」
と思ってます😊
そもそも「ノンエイジ」の「響」「山崎」「白州」が店頭に置いてあることも珍しいですし、値上がり率も「7%」ほどですから😅☝🏻
「12年」や「18年」の値上げ幅の方がかなり大きい😞
もし、付き合いの深い酒屋さんが近くにあり、購入している方には嫌なニュースですね😔
ただ、今の時代「プレ値」が当たり前に。
「山崎18年」だけ見ても「オークション」や「ECサイト」で100,000円で売られていても、珍しくありません。
私自身、サントリーの作る「ジャパニーズウイスキー」は大好きですが、異常な価格を払ってまでボトルを手に入れたいとは思いません。
もちろん、「お金を出してでも欲しい人」を否定もしません。
個人の「価値観」は違いますから。
ただ、
「ボトルで手に入れなければ飲めない」
そんなわけでは無いですよね?😊
私は、良心的に飲める「BAR」や「お店」でなら、お金を払って飲みたい。
そのぐらいの心構えでいた方が「楽」だと思ってます😌
ここまではボトルを購入する前提でのお話。
忘れてはいけないのが、飲食店への影響です。
仕入れ価格が上がることにより、提供する価格を上げざるを得ないお店も出てきます。
ただでさえ、今は飲食店がつらい時代。
多少の値上がりに過剰な反応をせず、応援するぐらいの気持ちで飲食店を利用したいと私は思います😊
これから「需要と供給のバランス」が取れて、誰もが気軽に「ジャパニーズウイスキー」を楽しめる時代が、またやってくることを切に願います☺️
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サントリーからの新定番!!
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新発売 翠ジンソーダ缶 先行レビュー!ブーム前に知っておくべき「ジンの魅力と特徴」
ついにジンブームが来るかもしれません😌☝🏻
正しいジャパニーズウイスキーやプレミア商法のスコッチとの向き合い方は、飲まないです。嗜好品は多様化の時代です。ラムを飲んだりカルバドスやコニャックに目を向けるのも良いでしょう。エルドラドの21年やデュポンの20年など目を向ければ発見は有ると思います。
またどうしてもなら少し余分に買い交換や処分で単価を下げましょう。