ウイスキーの魅力の1つ「スモーキーフレーバー」。飲み始めの頃は苦手になる人も多いのではないでしょうか?
しかし、いろいろな銘柄を試していく中で「あれ?スモーキーなウイスキーいけるかも?」そう思うタイミングが訪れるはず。そんな人におすすめしたいのが「アイラウイスキー」。ここをうまく乗り越えれば、ウイスキーライフの幅が大きく広がります。
スモーキーウイスキーのステップアップを考えている人に贈る「おすすめアイラウイスキー入門」。まずは代表的な「5つの蒸留所」のウイスキーをご紹介します。
さあ、スモーキーウイスキーの扉を開きましょう!
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目次リスト
スコッチの聖地「アイラ島」が生み出すスモーキーウイスキーの魅力とは?
一言で「スモーキーフレーバー」といっても、奥が深いのが「ウイスキーの世界」。
ブレンデッドウイスキーならば「ホワイトホース」や「ジョニーウォーカーブラック」など、「スモーキーさ」を感じるウイスキーもたくさんあります。
このスモーキーさを演出するのが、ブレンドに使用されるシングルモルト。
ブレンデッドウイスキーの香りや味わいを支える「キーモルト」の存在です。
前述した「ホワイトホース」や「ジョニーウォーカーブラック」のキーモルトは「アイラ島」にある蒸留所のウイスキーが使用されています。
同じスモーキーフレーバーでも「アイラ島」のウイスキーには独特な個性があります。
まずは「アイラ島のウイスキーの特徴」を簡単に解説していきます。
「海」に育まれた「島」ならではのスモーキーフレーバー
「ウイスキーの個性」に大きな影響を与えるもの。
それは「環境」。
なぜなら、ウイスキーには「熟成」という行程が必要だから。
10年、15年、20年と樽に詰められ、熟成庫で眠るウイスキー。
木材でできた樽は「呼吸」をしています。
海に近い蒸留所であれば、樽は「潮風」を吸い込むわけですね。
すると、自然とそのウイスキーも「潮っぽい」香りに仕上がっていったりします。
アイラ島のウイスキーは「海で育つ」。
自然な製法で作られる「ウイスキーの魅力」ですよね☺️
もう一つは、スモーキーフレーバーの元となる「ピート」の存在。
大麦麦芽(モルト)を乾燥させる時に使用する燃料のこと。
アイラ島のウイスキーに使用される「ピート」には「海藻」や「藻」などの、海に由来する成分が堆積しているため、独特な「薬品臭」がすると言われます。
よく言われるのが「正露丸」。
この独特な香りが「苦手」な人も多いです。
だからこそ「アイラウイスキー」はスコッチの中でも踏み出しにくいと言われています。
「その一線を越える」
それができると、ウイスキーの世界がさらに広がります🤗
「アイラウイスキー入門」の参考になる
「おすすめアイラウイスキー」
代表的な「5つの蒸留所」をピックアップしてご紹介していきます☺️👍
アイラ初心者のためのおすすめ「アイラウイスキー入門」
アイラウイスキーはどの銘柄から始めるのがいいのか?
みなさん最初は迷いますよね?
アイラの中でも色々な個性のウイスキーがあります。
「スモーキーさ」にまだ自信がない人。
そんな人でも、安心して入ることのできる銘柄から紹介していきます😊☝🏻
最初が肝心!アイラ入門におすすめのウイスキー!
アイラウイスキーの入り口として試しやすい銘柄。
- ボウモア(bowmore)
- カリラ(caolila)
この2つの蒸留所をおすすめします。
スモーキーさが強すぎないので、最初に慣れるにはもってこいです☺️☝🏻
ボウモア12年
『初心者でも入門しやすい「海」を感じるアイラモルト』
ボウモア12年 | シングルモルトスコッチウイスキー🏴 |
---|---|
アルコール度数 | 40% |
内容量 | 700ml |
価格 | 約4000円 |
アイラ島で最も古い蒸溜所で創業は1779年。
海抜0メートルに立地する「第一貯蔵庫/ヴォルト」は波が打ちつけ、まさに「潮の香りに抱かれた海が育むシングルモルト」です。
- 穏やかなスモーキーフレーバーと潮の香り
- バーボン樽由来の柑橘のフルーティさと甘さ
- ビターチョコのような優しいフィニッシュ
「ストレート」でも「オンザロック」でも十分に楽しめる、「優しくなめらか」なアイラモルトです。
個性的ですが、飲みやすい部類に入るので「アイラ入門におすすめ」ですね😌
さらに甘くまろやかな「ボウモア18年」も絶品です☺️☝🏻
カリラ12年
『気品あるデザインから想像できる繊細で軽やかなアイラモルト』
カリラ12年 | シングルモルトスコッチウイスキー🏴 |
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アルコール度数 | 43% |
内容量 | 700ml |
価格 | 約5000円 |
アイラ島で最も生産量が多い蒸留所(年間で600万L)
「カリラ」とはゲール語で「アイラ海峡」を意味します。この海峡はスコットランドの西海岸で「最も美しい場所」と言われています。
- 繊細なスモーキーフレーバーとフルーティな香り
- 柑橘やベリーを思わせる甘さと潮味がとても複雑に絡むが飲み口は軽やか
- スパイシーでアイラ独特のピーティなフィニッシュが長く続く
「ストレート」では甘さがより楽しめ「オンザロック」では潮味が強調されます。「ガツン」とくるアイラモルトが多い中で「カリラ12年」は繊細で品がいい。
男性的というより「女性的」な印象のアイラモルトですね😌💖
個人的にもカリラはバランスが良く、軽やかで「リピート率」が高いです😌☝🏻
しっかりスモーキー!アイラを代表する強烈な個性のウイスキー!
アイラウイスキーの中でも、特に個性が強くスモーキーな3本。
- ラフロイグ(laphroaig)
- アードベッグ(ardbeg)
- ラガブーリン(lagavulin)
強いヨード香、正露丸を思わせる独特なピート香。
一度ハマると抜け出せない、「アイラ沼」にハマる人も多いです😅
ラフロイグ10年
『アイラモルトの中でもかなりクセの強いヘビーピートウイスキー』
ラフロイグ10年 | シングルモルトスコッチウイスキー🏴 |
---|---|
アルコール度数 | 43%(正規品) |
内容量 | 750ml |
価格 | 約5000円 |
『love or hate』好きか嫌いかのどちらかというキャッチコピーが有名!
好きな人には「とことん好きになる魔法」がかかったアイラモルト
- 強烈な焦げたスモーキーフレーバーとヨード感溢れる磯の香り
- 強烈な香りとは裏腹にバニラやカスタードの甘さが柔らかく潜む
- 口当たりもとても滑らかでクリーミー、余韻は潮気がドライに抜ける
「ストレート」「オンザロック」ともにバニラの甘さが前面に。スモーキーフレーバーに慣れた頃には、あなたもラフロイグの「虜」になっているかも☺️☝🏻
「水割り」にしても甘く滑らかでクリーミーです😌
「アイラモルト」を象徴するようなフレーバー。
あなたは「好き」?それとも「嫌い」?☺️
最近は店頭でも見かけなくなっている「クォーターカスク」も要チェック😌☝🏻
アードベッグ10年
『アードベギャンと言われる熱狂的なファンが多数の人気アイラモルト』
アードベッグ10年 | シングルモルトスコッチウイスキー🏴 |
---|---|
アルコール度数 | 46%(正規品) |
内容量 | 700ml |
価格 | 約4500円 |
スモーキーさはラフロイグ以上!なのに味わいの奥に繊細なフルーティさを隠し持つ
アイラモルトの中でも「ブランディング」が素晴らしく、熱狂的なファンに支持をされ続ける「アードベッグ」。
そのスタンダードボトル「10年」はまさにアードベッグの正統派
- 海を思わせるヨード香と炭のような焦げた香りの奥に潜む柑橘系の果実感
- ピーティーで口当たりのアタックは強いが麦芽の甘さとフルーティさが見え隠れ
- スパイシーでドライなフィニッシュとともにスモーキーな余韻が口一杯に広がります
「ストレート」でゆっくりと、その複雑で繊細な香りや味わいを楽しむのがおすすめ。「オンザロック」にすると、甘さが感じにくく「炭」のようなフレーバーが強調されます。
また、アードベッグは「冷却濾過」や「着色」をしない、自然体なウイスキーづくりを続けている、数少ないスコッチウイスキーの蒸留所です😌☝🏻
カスクストレングスで濃厚なシェリー樽の味わいが魅力の「ウーガダール」も人気です☺️☝🏻
ラガブーリン16年
『「アイラの巨人」と評される重厚でリッチな飲みごたえは唯一無二』
ラガブーリン16年 | シングルモルトスコッチウイスキー🏴 |
---|---|
アルコール度数 | 43% |
内容量 | 700ml |
価格 | 約7000円 |
16年の歳月が生み出す「まろやか」で「甘いスモーク」は妖艶にすら思うほど
アイラファンだけでなく、シングルモルトファンから根強い支持を受け続けるウイスキー。
スタンダードラインナップが「16年」というのも珍しいですね😌☝🏻
- 海の塩気がモルトの甘さを引き立て、どっしりとしたスモークが鼻を抜ける
- シェリー樽由来のフルーティで芳醇な甘味が一杯に広がる
- 後味はドライでチョコレートやローストしたナッツのような余韻が漂う
グラスに一杯注いだ「ラガブーリン」をゆっくりと、時間をかけて味わう。
そんな贅沢な気分にさせてくれる特別なアイラモルトです。
その甘さを堪能したいなら「ストレート」でじっくりと。「巨人」とは思えないほどの妖艶な味わいをご賞味あれ☺️
8年熟成のラガブーリンは「透明感」とフルーティなニュアンスも😌☝🏻
アイラウイスキーとの上手な向き合い方
「アイラ島」には他にも「魅力的な蒸留所」があります。
しかし、一気に覚えるのは大変です😅
まずは代表的な蒸留所から、少しずつ試していきましょう。
お酒はあくまでも「嗜好品」。
人それぞれ食べ物の好みが違うように、
ウイスキーの好みも「十人十色」です。
決して無理に飲む必要はありません。
最初に苦手と感じた「香り」や「味わい」も、時間を置くと好きなってしまうことがあるのがウイスキーの面白いところ。
最初から「アイラウイスキー」が好きになる人もいれば、後からハマっていく人も。
ご自身のペースで、少しずつ経験を増やしてみてはいかがでしょうか?😊
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